僕はそもそも学校教育でプログラミングを教えるということに対して懐疑的だ。
教えるべきではない、とまでは言わないが、一律に教える必要があるのだろうかと思う。
以下の本では子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由を上げている。
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子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く (できるビジネス) 新品価格 |
1:楽しい
2:問題解決力を養える
3:論理的思考力を養える
4:将来の可能性を広げる
5:自分に自信を持てる
6:創造力を広げる
こうして上げてみると6つの理由はどれもおっしゃる通り、反対する理由は見当たらない。(必ずしもプログラミングに限った話じゃないとは思うけどね)
ただし学校で必修化するとしても、単なるアルゴリズムの暗記や、テストの点数で優劣を付けるだけでは、創造力を広げたり、みんなが自分に自信を持つことは難しいだろう。そもそもそれでは楽しくない。
逆にいえばこの6つの理由を上手く活かせるような教育が行えるならば、学校でプログラミングを教えることに十分意味はあるだろう。
本書の第2章では、日本を含む世界各国の学校教育におけるプログラミング学習の取り組みを紹介している。
それによれば日本でのプログラミング教育は、諸外国に比べて相当に遅れているようだ。
そもそもコンピューターが生徒6.5人対して1台しかないのだという(2014年3月時点)。
もちろんプログラミングを指導できる教員も足りていないのだろう。
本書第3章では民間によるプログラミング学習の事例が紹介されており、いずれも楽しそうで素晴らしい試みだとは思うが、すべての子どもにそんな機会が与えられるかというと、それはそれで難しそうだ。
最初に書いた僕の、学校教育でプログラミングを教えるということに対しての懐疑の気持ちは本書を読んで薄らいだが、ではどうすることが次世代の子どもたちにとってベストなのか。
やはり国になんとかしてもらって、早急に学校でプログラミングを学べるようにするしかないのだろうか?
本書では子どもから大人まで、手軽にプログラミングを学べるウェブサービスやアプリも紹介されている。まずは親がプログラミングに興味を持ってみる、というのもいいかもしれない。
