地震などの大規模災害の発生時に必要なものとして、水、食料、灯り、医薬品などが思い浮かぶが、正確な情報というのも忘れてはならない。
そしてその正確な情報を入手する手段として、災害時でもネットがつながれば心強い。

街中ならば今どきは複数の公衆無線LANが提供されている。しかし災害時にその無線LANが平常通り使えるという保証はない。
仮に利用可能だとしても、それが自分が契約している通信事業者のものでなければ接続はできない。
そんな時に覚えておきたいのがこのSSID、 00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)だ。
これはこのSSIDで各社の公衆無線LANを大規模災害発生時に限り、契約がなくても無料で使えるようにするという取り組みで、大手通信会社などが加盟する無線LANビジネス推進連絡会がガイドラインを公開している。
もちろん大規模災害時は通信事業者も被災するため、直ちに 00000JAPANが利用できるようになるとは限らない。
ガイドラインにも、無料開放は災害発生後72時間以内に実施することが望ましいとされている。ただ2016年の熊本地震では発災の翌日には利用できたようだ。
利用するにはスマホやパソコンでWiFiをONにしてこのSSIDを選ぶだけ。
通常SSIDは数字、アルファベットの順で表示されるため、0が5つ並んでSSIDならば最上位またはその付近に表示されるだろう。
また簡単に接続できるアプリも公開されているので、念のためにスマホに入れておいてもいいかもしれない。
ただしパスワードなしで使える無線LANはセキュリティが弱いのも事実。
災害時に悪用されることなど考えたくはないが、個人情報の送受信には注意が必要だ。
お世話になる機会がなければそれに越したことはないが、日本は自然災害大国だ。事件、事故ならば110番。救急車は119番。そして発災時にネットにつなぐなら00000JAPANを覚えておこう。